排卵誘発剤について

ここでは不妊治療に使用される、排卵誘発剤についてご紹介します。
 
 

1排卵誘発剤とは
排卵を促し、黄体機能を高めて基礎体温を安定させる薬です。

不妊治療は、まずタイミング法からスタートするのですが、その際少しでも妊娠率を向上させるために使用されます。
 
ここで注意したいことは、排卵誘発剤そのものは卵巣を刺激することはあっても、卵子そのものには影響しないということです。

この薬を使用したせいで障害を持ったお子さんが産まれたりすることは報告されていません。
 
排卵誘発剤という言葉だけだと、少し怖い感じがするけれど、そういった意味では安心して使用できます。
 
 
2経口薬
主にクロミッドという経口薬がよく使われます。

これは無排卵や無月経の人に用いられますが、黄体機能不全を改善したり、人工授精の妊娠率を高めるといった効果も期待できます。
 
この薬は脳に作用し、間接的に排卵を促します。

副作用としては、まれに頭痛や吐き気が起こります。
 
 
3注射薬
主にhMG製剤がよく使われます。

こちらは経口薬よりも強く作用するので気を付けなければなりません。
 
まず、多胎になる確率が20%になりますし、卵巣過剰刺激症候群になることもあります。

卵巣過剰刺激症候群とは、卵巣が強い刺激を受けて大きく腫れることをいいます。

時にはお腹に水が溜まったり、ひどい場合には脳梗塞になる可能性もあります。
 
注射薬を用いられる場合には、医師の話をよく聞きましょう。
 
 

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